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17- D- 0150 201 7 年 5 月 2 5 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
新日本建設株式会社
(証券コード:1879)【変更】
長期発行体格付 BBB → BBB+ 格付の見通し ポジティブ → 安定的
■ 格付事由
(1) 千葉県に本社を置く建設会社で、首都圏を中心に展開する。マンションなどの民間工事や官公庁工事を請
け負う建設事業と自社による分譲マンション「E X C E L L E NT C IT Y 」シリーズなどを手掛ける開発事業を
行う。17/ 3 期の売上構成比は建設事業 57. 6%、開発事業等 42.4%である。需要変動を見据えながら両事
業の受注量を機動的に調整することで、収益機会の最大化と施工量の安定化を図っている。東京、千葉エ
リアでの豊富な土地情報や用地取得・企画・設計・施工・販売・管理までの一貫体制が強みとなり、建設
業界屈指の収益性(17/ 3 期の営業利益率 14. 1%)を持つ。
(2) 首都圏におけるマンション市況の低迷を受けて開発事業等の収益が弱含んでいるが、堅調な受注や施工の
効率化による建設事業の収益伸長により、当社全体の収益は向上している。首都圏での大規模工事の本格
化に伴う各種コストの動向には留意が必要だが、手持ち工事の採算性改善や一段の施工の効率化により、
当面、堅調な収益が見込まれる。さらに、実質無借金の定着や資本蓄積の進行により、財務基盤も強化さ
れている。今後、再開発案件への投資などが見込まれるが、当面のキャッシュフロー創出力や手元流動性
の厚さを踏まえれば、財務基盤に与える影響は軽微とみている。以上を総合的に判断し、格付を 1 ノッチ
格上げして「BBB+」とした。見通しは「安定的」である。
(3) 17/ 3 期は営業利益 122 億円(前期比 4. 4%増)と 4 期連続で最高益を更新した。建設事業における順調な
施工や工事の大型化に伴う生産性向上が寄与した。18/ 3 期は営業利益 126 億円(同 2. 6%増)の見通しで
ある。労務費、資機材費などが強含みで推移する可能性があるが、採算重視の受注活動の展開や恒常的な
コスト削減への取り組みにより、堅調な収益が見込まれる。
(4) 17/ 3 期末の自己資本比率は 50. 7%(前期末比 9. 1 ポイント上昇)、ネットキャッシュは 250 億円となった。
今後、千葉駅西口やパルコ千葉店跡地の再開発を行う予定だが、リスクを抑制しながら開発を進めるとみ
られる。
(担当)窪田 幹也・下田 泰弘 ■ 格付対象
発行体:新日本建設株式会社
【変更】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 5 月 22 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:窪田 幹也
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「総合建設」(2012 年 3 月 26 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 新日本建設株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先